帯状疱疹になりました。ショックな反面ありがたい。

ある日、右鼠径部がなんか痛むなあと感じ始め、それは2日3日と日が経つごとに強くなり睡眠にも影響が出ました。4-5日目ではさらに大腿部への放散痛、下腹部や季肋部、さらに胸部や腰にまで痛みが拡散。
メインである鼠径部はひたすらジンジンヒリヒリと細かな無数の針で刺されている感じ。寝ている時も。
大腿部は触れるだけで痛いようなこそばいような。
他はズキンズキンと神経痛のような感じが鼓動に合わせて同時またはランダムな順番でやってくる。

5日目くらいで病院行ったら「帯状疱疹ですね」と。そのあと右鼠径部を目視すると、それまで気付かなかった水疱があった。

抗ウイルス剤と痛み止めを処方され飲み始めた。
今はちょうど一週間目くらい。
少しはマシにはなっていて、睡眠は何とか大丈夫になりつつあるが、朝方に痛み止めの効果が薄れるせいか目覚まし時計より早くに目が覚める。

早く治って欲しい一心で、せっせと薬を飲む。
ただ、ドクター曰く、痛みの後遺症が残るんだと。
何とまあ。嫌だなあ。
昔勤めていた会社の上司が帯状疱疹で悩んでいたが、今はじめて心から痛みを理解した。思えば、ちょうどその頃の上司の年齢は今の自分くらい(現在43歳)。

いやだなあと思う反面、実はちょっとありがたい気持ちもある。

自分は柔道整復師であり整体師であり、運動指導員であり、とにかく健康サポートする者である。
何かしら痛みを理解することは、お客様の気持ちを理解することに繋がる。
今回、新たに帯状疱疹というものの痛みを知った。

本当に嫌な痛みで早く治ってほしい。けど、どうせなら受け入れて人のために役立たせよう。
とにかく経過をみて、後遺症が残ればその対処法なんかを考えて、ほかに悩んでいる人に共有したい。